会員の皆様方には、日頃よりPTA活動に対しご協力とご理解を頂いておりますことに心より感謝申し上げます。
新型コロナウィルス感染拡大による影響が2年以上にも及び、学校教育の現場におきましても様々な制限を受けております。県高P連におきましては、本年度は5月の定期総会が書面議決となり、いわき研修大会も中止となりました。会員の皆様との交流や学びの機会を奪われ残念な思いでおります。10 月には、県教育委員会へ要望活動を行いました。
全国高P連大会(島根大会)は、初めて無観客オンライン配信で開催されました。県内のPTA 活動におきましても、WEB 会議での開催が少しずつ増えてきております。「会員が顔を合わせ活動する」ことが基本でありますが、今後は状況に応じて対面とオンラインを使い分け活動することが必要だと考えます。
学校におきましては、制約のある中での授業、学校行事の縮小や中止、部活動の自粛、各種大会の中止が続きました。また修学旅行を中止せざるを得ない学校もありました。子供たちを取り巻く環境は厳しさを増し、子供たちの輝く場所が奪われています。この状況を変える為に、私達に何が出来るのかと自問自答する日々です。輝く場所を取り戻せるように、学校・家庭・地域と連携して、できる限りの環境を整えることが重要であると考えます。また、経済状況の悪化による就職困難、進学に対する不安や悩み、長期に渡る活動自粛によるストレスなどの問題も山積しております。行政や関係団体との連携を密にして、課題解決に向けて行動して参ります。
本会は、県内各地 PTA の連合体として、研修大会や4つの委員会活動を中心に研修と交流を図ることにより、福島県の子供たちのより良い環境を支えていくことを目指しています。一日も早く子供たちが笑顔で健やかな学校生活を送れるように、皆様と知恵を出し合い、共に見守りサポートしていきたいと思います。今後ともご協力よろしくお願い致します。
7月1日、2日に青森市で開催が予定されていた第70回東北地区高等学校PTA連合会青森大会は、昨年度の秋田大会に続き、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりました。
昨年1月にWeb上で開催された東北地区の理事・総務委員合同会議において、大会を主管する青森県高P連から、準備のための会議も開催できていない状況が報告されるとともに、半年後の感染状況を見通すことは困難である等の判断から、大会の開催は見送るとの結論になりました。
ただ、講演の講師や生徒のステージ発表の出演依頼は進んでおり、大会に際して行われる各種表彰の名簿等についても、何らかの形で記録として残しておく必要はないかとの声もあり、それらを収めた「青森大会の記録」(DVD付)という小冊子を作成することとなり、東北地区の全加盟校に送付されました。
次年度は第71回盛岡大会となる予定ですが、コロナ禍が終息し、3年ぶりに会員の皆様が集う研修と交流の場になることが期待されております。
[顕彰規程第3条による感謝状の贈呈者] (敬称略)
№ 所属校(R02年度) 氏 名 役職名
1 福島高等学校 黒森 陽一 会 長
2 竹田 真二 副会長
3 對馬 俊晴 理 事
4 根本 幸夫 理 事
5 梁川高等学校 加藤 潤一 副会長
6 高澤 正男 理 事
7 佐藤 貴子 理 事
8 福島西高等学校 山際 敬司 理 事
9 鹿山 俊 理 事
10 安積黎明高等学校 菅野 貴 副会長
11 湯田 重哉 理 事
12 星 英一 理 事
13 岩瀬農業高等学校 佐々木亜由美 理 事
14 会津学鳳高等学校 樋口 真史 理 事
15 味原 正美 理 事
16 小柴 知一 理 事
17 若松商業高等学校 小山 秀和 理 事
18 猪苗代高等学校 渡部 正人 監 事
19 磐城桜が丘高等学校 鈴木 康弘 副会長
20 佐竹 正徳 理 事
21 喜多見晃子 理 事
22 平商業高等学校 佐藤 耕一 理 事
23 磐城高等学校 根本 克頼 監 事
24 相馬高等学校 半谷 修一 副会長
25 菊田 勇雄 理 事
26 今野 直樹 理 事
令和2年度福島県高P連広報紙コンクール
≪優秀賞≫
№ 学 校 名 備 考
1 福島県立川俣高等学校 父母と教師の会 東北地区コンクール:最優秀賞
2 福島県立喜多方桐桜高等学校 保護者と教師の会 東北地区コンクール:優秀賞
3 福島県立福島商業高等学校 父母と教師の会 東北地区コンクール:優良賞
[他の関係機関・団体の顕彰者]
(1) 第70回東北地区高P連青森大会受賞者
≪表彰状≫
№ 所属校(R01年度) 氏 名 役 職 名
1 梁川高等学校 加藤 潤一 県高P連副会長
2 磐城桜が丘高等学校 鈴木 康弘 県高P連副会長
≪感謝状≫
№ 所属校(R01年度) 氏 名 役 職 名
1 福島高等学校 黒森 陽一 東北高P連調査広報委員長
2 安積黎明高等学校 菅野 貴 東北高P連代議員(健全育成委員)
3 相馬高等学校 半谷 修一 東北高P連代議員(進路対策委員)
4 会津学鳳高等学校 樋口 真史 東北高P連代議員(調査広報副委員長)
(2) 第70回全国高P連大会島根大会会長表彰者(役員等、団体表彰)
№ 所属校(R01年度) 氏 名 功 績
1 福島高等学校 黒森 陽一 県高P連連会長、東北高P連調査広報委員長、全国高P連調査広報委員
2 会津学鳳高等学校 父母と教師の会 PTA活動の活性化(第70回県高P連会津大会実行委員会事務局、調査広報委員会事務局)
健全育成委員会委員長の佐藤千花です。
令和3年度健全育成委員会の活動報告をさせていただきます。
今年度も昨年に引き続き研修会等は行わず、委員会も書面会議にて開催致しました。
「登校時一声運動・マナーアップ運動」は80校中69校にて実施されました。
感染予防対策を取り入れ工夫が必要であったり、朝の時間に人が集まりにくいなど大変な部分もありますが、生徒との交流や生徒理解の貴重な機会になっている。また、生徒、保護者、教職員の繋がりを深める活動にもなっているなど成果は上がってきているので引き続き実施していきたいとの意向が東北地区高P連からございました。
東北地区高P連の健全育成委員会は第一回、第二回委員会は書面会議、第三回委員会のみ開催。
11月26日、27日盛岡市ホテルメトロポリタン盛岡にて講話と協議・報告会を行いました。講師は岩手県予防医学協会 管理栄養士 大久保伸子様に「高校生の睡眠と食事について」お話ししていただきました。
生徒たちが健全な高校生活を過ごせる様に、様々な角度からの問題提起していける委員会を目指したいと思っております。
(会長 若松商業高校 本名由美)
令和3年度は新型コロナ感染症対策により、活動ができませんでした。
グローバル化、デジタル化、これまではなかった仕事、変わる仕事、無くなる仕事等多様であり変化が激しい時代です。
変化や予測不可能なことに、自分で柔軟に対応していかなければなりません。他に頼らずに独り立ちするという「自立」と、自分の意思をしっかりと持ち、定められたルールに従って行動を選択できるという「自律」、この二つが求められていると思います。
また、自ら学ぶ力や自己管理能力も求められています。
困難な時代だからこそ、自分で考え決めて行動できる力が必要かつ重要だと思います。
そして我々保護者は、身近な社会人として、味方支援者として本人と関わることが重要ではないでしょうか。
今後の進路対策委員会に於いては、新型コロナ感染症が落ち着き皆様に有益な情報提供ができる事を願います。
コロナ禍で各種行事が縮小されている中でしたが、9月15日(水)に第1回調査広報委員会を実施しました。Wabリモートによる会議は初めての取り組みでしたので、開催方法には多くの課題は残りましたが、直接協議事項の確認を取ることができました。
例年通りにPTA広報紙コンクールを実施しました。県代表選考は各地区代表校広報紙を各審査員に送付しての審査となりました。各地区代表校と県代表に選考された3校は以下の通りです。
なお、今回の外部審査員は福島民友新聞社編集局専門委員 石川 浩様に依頼しました。石川様からは、参加したすべての広報紙への的確な講評もいただきました。
各地区代表校 県北地区 … 保原 福島東 福島南
県南地区 … 須賀川桐陽 清陵情報 光南
会津地区 … 若松商業 喜多方 喜多方桐桜
相双地区 … 相馬農業 ふたば未来 原町
いわき地区 … 小名浜海星 平工業 湯本
県代表校 保原高校(あぶくま 第102号)
小名浜海星高校(PTA会報 創刊号)
若松商業高校(明浄 第70号)
➔代表3紙は東北地区高P連広報紙コンクールに出展
東北地区コンクール(各県3校 計18校出展)
令和3年度東北地区高等学校PTA連合会 広報紙コンクール 審査結果
優秀賞 福島県立保原高等学校(あぶくま 第102号)
優良賞 福島県立小名浜海星高等学校(PTA会報 創刊号)
福島県立若松商業高等学校(明浄 第70号)
県北地区会長及び福島西高等学校PTA会長の佐藤千花です。
今年度、県北地区では会議は書面開催、研修会などは行うことが出来ずにいましたが、12月23日に調査広報委員会の広報紙コンクールだけは開催することが出来ました。
対面で集まって研修会などを開けることは、PTAとして活動していく上で大事な事だなと痛感いたしました。コロナ禍に於いて、会議は書面であったり、Webであったり、少人数で感染対策をしながらの集まりであったり、状況に応じて多様に対応できる世の中となりました。ですが、やはり対面で会って交流を深めることは、それぞれのPTA活動の原動力にもつながるのではないかと感じています。まだ数年はこの様な状況が続くことと思います。以前のように活動ができるようになった時に、次世代の方々が前例に囚われず、新たな切り口でPTAを盛り上げて行っていただけることを願っています。
今年度の県南地区の活動は、新型コロナウイルス感染症予防の中、役員会・専門委員会の開催が困難でありましたが、10月27日に第一回役員会を開催することができ、福島県高等学校PTA連合会武田会長より挨拶を頂戴しました。また、今年度初めての県南地区の会議であるため、顔合わせも含め、県南地区のすべての高校に案内を出し、沢山の学校に参加して頂きました。各学校でのコロナ禍の中で可能な限りの活動している現状報告を聞き、子供たちの為に、様々な工夫をしながら活動を行っているなどの情報交換の場となり、貴重な時間となりました。
10月下旬になると、全国的にコロナ感染者数も落ち着きをみせ、文化祭や修学旅行など、今まで中止や延期していた行事が実施できるようになり、明るい兆しが見えた瞬間でもありました。また、先生方の生き生きした表情に、改めて保護者として安心を致しました。例年行っていた、県南地区高等学校PTA連合会、研修会・専門委員会は、学校生活を最優先とし、中止と致しましたが、県南地区各高校の皆様に御理解を頂き、心より感謝申し上げます。まだまだコロナ収束には時間がかかることでしょう。当たり前に行っていたPTA活動が出来るのか不安ではありますが、どのようにしたら実施できるのかを、情報交換し、意見を交わしながら学校をサポートできたらと考えております。
令和3年度は新型コロナ感染症対策により、活動ができませんでした。会津地区会長及び進路対策委員長の立場から寄稿させていただきます。
福島県で育成したい人間像について、福島県は、「急激な社会の変化の中で、自分の人生を切り拓くたくましさを持ち、多様な個性をいかし、対話と協働を通して、社会や地域を創造することができる人」と掲げています。
災害やコロナ等、変化が多い昨今ですが、そういった変化や予測不可能なことに、自分で柔軟に対応していかなければなりません。これまで以上に、自分で立つ、他に頼らずに独り立ちするという「自立」と、自分を律する、自分の意思をしっかりと持って定められたルールに従って行動を選択できるという「自律」、この二つの「自立」と「自律」が求められているのではないかなと思います。特に、「自分の人生を切り拓くたくましさを持つ」ということがキーワードになると思いました。
学校でのオンライン授業を始め、私が勤める介護の会社ではリモートワークの導入をしたり、県内の介護施設とZoomによるオンライン会議をしたり、という時代になりました。コロナ禍がなければ、そういったことを考えもしませんでしたし、なかっただろうなと思います。最初、オンラインの導入は大変でしたが、慣れれば何百kmも離れた人達と交流ができ、その場にいながら意見交換ができます。ですが、顔を合わせてのコミュニケーションは不足するので、そういう意味では自分をどう表現していくか、画面越しに自分の気持ちや表情をどう伝えるか、といった自己アピールも必要になってきます。
そして、オンラインやリモートワークの場合、そばに管理する人がいない状態となります。仕事に例えると、リモートワークでは、そばに上司がいない状態となります。まさに自分の人生を切り拓いて、自ら学び続けて自己決定をして、他の人との違いを新しい価値観を生み出す重要なものとして認識することが大事だと思いました。主体性を持つことが大事だと思いました。
何か大きなことが起こると、それまでの価値が変わり、新たな価値が生まれます。よく昔から「ピンチはチャンス」と言われますが、新しい何かが起きた場合、それをそのままにするのではなく、そこから何かを学ぶ、見つけ出す、ということが大切なのではないかなと思います。
過去を変えることはできませんが、解釈は変えることができます。入学式や卒業式、修学旅行をはじめとする学校行事を我慢してきた生徒さんも多いです。「コロナ禍で大変な時代があったね」「あの時は大変だったんだよ」と笑って話せるような、新しい時代が作られていくといいなと思います。作らなくてはならないと思います。
新しい時代に沿った考え方や生き抜く力をつけていくことが大事だと思います。今後も、PTAや高P連の活動がますます魅力的なものになっていくことを祈念致します。
今年度のいわき地区高P連の活動は新型コロナウイルスの影響の為、県大会や地区総会は中止せざるを得ませんでしたが、年度後半の各種専門委員会は人数制限をした上ですが無事開催することができました。
調査広報委員会
研修会 11月17日(水) 於:いわき市立中央台公民館
演題:更生保護~地域と歩む~ 講師:保護司 吉田定聡氏
健全育成委員会
研修会 11月12日(金) 於:いわきゆったり館
演題:免疫アップ~美腸講座~ 講師:ふくしま食育実践サポーター 中村寛子氏
朝のあいさつ運動
10月と11月の2回、JR各駅に保護者が参加し実施しました。参加した方々からは生徒の明るい挨拶や、保護者間同士、保護者と教員同士の情報交換の場として大切な場だったという意見が寄せられました。いわき駅と四倉駅にはふたば未来学園高校からの参加もあり地区をこえて生徒を見守る活動ができました。
進路対策委員会
研修会 11月30日(火) 於:小名浜海星高校 演題:いわきの未来を語ろう
講師:特定非営利活動法人TATAKIAGE Japan 小野寺孝晃氏
コロナがいつ収束に向かうのか、いまだに不透明です。この2年間、書面審査や事業の規模縮小、リモート対応への考察などしてきました。しかし、PTA活動の基本は、対面による情報交換が主であると考えます。今後例年通りのPTA活動が出来るよう工夫していきたいと考えます。
相双地区のPTA活動は、6月28日に相双地区PTA連合会第1回役員会・専門委員会を開催しました。各専門委員会に分かれて各委員長進行にて各高校の取り組みや現状について話し合いを行いました。今年度も新型コロナウイルス感染症が影響し、PTA組織運営に関しては、総会が出来た学校と昨年同様書面決議にて進めた学校ありました。校内外活動は昨年と比べると何でも中止ではなく球技大会 学園祭 進路説明会 企業説明会 各地区大会 修学旅行等が行われました。
今後も新型コロナウイルス感染症の影響で各学校の予定変更等が考えられますが、PTA活動は柔軟に対応し事業活動が行われる事に期待いたします。
最後になりますが、新地高校・相馬東高校の統合にて相馬総合高校となります。両校共に連携をとりPTA・在校生が相馬総合高校の伝統を築いてください。
昨年の全国選抜では、開催県ということもあり、絶対に勝つと臨んだ全国大会でしたが、悔しい結果で終わってしまいました。勝ちたい気持ちよりも、勝たなければいけないと勝手に思い込んでしまっていたからです。それが、インターハイでは最高のチャレンジャーとして挑むことができたのが優勝に繋がったと感じています。
この一年コロナよりも苦しかったことはケガです。全国選抜では悔しい思いをした分、インターハイでは絶対に優勝したいと思っていたのですが、インターハイ予選を棄権するという選択をとりました。本業であるシングルスに出場することができなくなってしまいましたが、間違った選択をしたとは思っていません。もし、無理をしてシングルスをしていたら、日本一というタイトルは取れていなかったと思う。ケガを乗り越えたからこその結果だと感じています。ケガで苦しかった期間を忘れずに、これからももっと上を目指して頑張っていきます。
ふたば未来学園バドミントン部主将 武井 凜生
私達は夏の全国大会まで3年生12人2年生15人1年生12人の39人で活動しました。
昨年は新型コロナウィルスの影響で夏の全国大会が中止となったため、1・2年生にとっては初めての全国大会、3年生にとっては最後の全国大会となりました。本番では、昨年大会で踊ることが出来なかった先輩方の想いも一緒に踊り切り、プロップ部門とドリルポン部門で優勝を果たすことが出来ました。指導してくださった講師の先生方、応援してくださった先輩方や地域の皆様、そしていつも側にいてくれた家族の支えがあったからこそ目標であった二部門優勝を果たすことが出来たと思っています。
夏の大会を終え、3年生は引退し、1・2年生の新チームとなりました。1・2年生は現在、冬の全国大会に向けて努力を惜しまず練習に取り組んでいます。どんな時も前向きに目標達成を目指している後輩たちをとても誇りに思っています。
これからも、私たちを支えてくださるすべての方々への感謝を忘れず、活動していきたいと思います。
馬術競技部は、「馬」という生きものとの協同がなければ成立せず、「人馬一体」となることが求められる部活動です。
馬術部は365日休みなく活動しており、登校前から作業が始まります。馬の健康状態を確認し、馬房掃除から餌の準備まですべて部員が行います。放課後は、騎乗練習となり、装備の安全確認を行ってから準備運動を行い、障害飛越の練習が始まります。馬の体力を考慮すると、一人が騎乗できる時間は約20分。馬が生きている尊い時間を頂いているため、1つ1つの練習を大切にして、技術を身に付けなければなりません。
しかし、このコロナ禍の中、全国大会を目指すどころか日々の練習さえ満足にいかないときもありました。そのたびに、先生方やコーチの熱意ある指導を受け、諦めずに練習に励み、全国大会出場を決めたときはとても嬉しかったです。
全国大会では準優勝という結果でしたが、諦めずに努力を継続する大切さを学ぶことができました。なにより、3年間一緒だった馬たち、御指導いただいた先生方やコーチ、後輩に感謝しています。そして、馬術部で過ごしたかけがえのない日々を誇りに、これからの人生を歩んでいきます。
私たちは輝きのある凜とした透明感のある響き「輝凜透(かりんとう)」をモットーに活動しています。今年度は第74回全日本合唱コンクール全国大会、第88回NHK全国学校音楽コンクール全国コンクールの二大会において日本一に相当する賞をいただくことが出来ました。
この一年を振り返ってみると「楽しかった」の一言に尽きます。もちろんコロナ禍の影響で様々な制限があり、良いことばかりではありませんでしたが、その中で仲間たちと音楽を創り上げていく時間はとても幸せなものでした。
大会に向けての練習では聴いて下さる方々に音楽を届けるために歌詞を朗読したり、曲に込められた意味を考え意見を共有し合ったりと、様々な工夫を試みました。時には意見がぶつかることもありましたが、その度に話し合い、自分たちで納得することが出来る音楽を創り上げることが出来ました。
今年は多くの方々からのご支援を特に強く実感した一年でした。これからもご支援くださる方々への感謝を忘れずにさらに精進していきたいと思います。
弟に対する家族の関わり方について見直すきっかけとなったこの研究が評価いただき、文部科学大臣賞をいただけたこと大変嬉しく思います。全国大会では、徳島県に行くことを楽しみにしていましたが、Webでの開催となったため結果発表を聞いても、なかなか実感が沸きませんでした。しかし、県知事様や県教育長様、喜多方市長様をはじめとしたたくさんの方々から祝福の言葉をいただき、ようやく達成感を感じることができました。
弟の世話を母任せにしていることに気付き、「母の負担を減らしたい・・・」と始めたこの研究で家族一丸となって取り組めたことは、互いの将来を考えていく上でとても良い機会でした。これからも積極的に様々なことにチャレンジしていきたいと思います。最後に、これまで指導してくださった先生方、協力してくださった専門家の方々、研究補助をしてくれた小林佳奈さん、そして応援して協力してくれた家族に心より感謝しています。
(写真左より 遠藤利晴校長 発表者2年石山心南 発表補助2年小林佳奈 顧問永井富美子)
改革計画の先陣となる小名浜海星高校の統合準備は2年前の令和元年から始まりました。皆さんがご存じの通り、小名浜の産業と地域の担い手として普通科と商業科の面から人材育成をしてきた小名浜高校と、海洋資源の保護やそれを利用した産業の担い手を海洋科、情報通信科、食品システム科、海洋工学科の面から人材育成をしてきたいわき海星高校の統合です。学ぶ内容に大きな違いがあり、集まる人の考えも様々です。両校ともに独自に、教育活動とPTA活動を展開し、伝統を築き上げてきました。歴史のある両校として、学校・PTA・教育活動後援会、ならびに同窓会と話し合いを丁寧に何度も繰り返して生徒の活動を応援できる新体制を検討してまいりました。
PTA等の組織統合に向けた検討は、両校のPTA・購買会・教育活動後援会会則をすり合わせて新会則をつくる作業から始まりました。その会則に基づいて、役員と評議員の組織図や、令和3年度の年間計画(案)をつくりました。最も苦労したのは会費の設定です。いわき海星高校は4クラス4学科、小名浜高校は2クラス2学科と学校規模の異なる両校であったため、会費の金額が違うという課題がありました。また、本校は統合してからも実習の関係から継続して両校舎で学ぶ、珍しい学校であることから、PTA雇用事務員の方や購買部をどのように配置するかなど、とても多くの内容を検討しなければならず、重要案件が山積していました。これらの課題について、本年度より5クラス6学科の形となることなど将来の生徒数を見据えたシミュレーションを重ねることで、両校の臨時総会等を通して保護者の方々の納得をいただくことができました。
令和3年度、統合校の開校により新体制でPTA活動がスタートしたわけですが、両校の会員の方々がお互いを理解し合って、あいさつ運動(10月)や第一号の会報発行(9月)など手を取り合って今日まで進むことができました。この間に、地区内他校の方々にもたくさんの応援をいただきPTAの和を感じた一年にもなりました。
小名浜地区で唯一の高校となった本校は、統合を機に地域の方々からさらに注目を浴びています。海の上や工場、製造業で働く人材とそれを事務や医療などの側面から支える人材を育成する活気ある学校です。学校統合は、緒についたばかりですが、生徒の学びや成長を支え、地域に根ざしたPTA活動を展開していきたいと考えています。
福島県立小名浜海星高等学校 PTA会長 木船憲一
【合同役員会の風景:制服披露】
第38号もくじ
1 巻頭言 会長あいさつ
2 令和3年度県高P連総会及びいわき大会報告
3 東北高P連総会及び青森大会報告
4 第70回全国高P連島根大会について
5 令和3年度県高P連顕彰者
6 県教育長への要望活動
7 各委員会活動について
8 各地区高P連活動について
9 栄光を称えて
10 特集 統合校におけるPTA活動