年次総会・会津大会が開催されました

2024-06-28

   5月30日・31日の2日間にわたり、会津若松ワシントンホテルにおいて、令和6年度総会並びに第74回会津大会が開催されました。3年に及ぶコロナ禍と昨年度本県で開催した東北高P連大会の関係から、総会と研究大会を合わせて開催するのは令和元年の福島大会以来5年ぶりのことで、経験した方がいない中、準備、運営に当たられ、素晴らしい大会にしていただいた会津地区会の皆様に、心から感謝を申し上げます。

   第1日目の午前に行われた総会は、議決権を有する理事・単P会長等106名のうち98名(委任状を含む)が出席し、5年度の事業及び決算報告、本年度の事業計画及び予算、役員の改選、会費の改定案の提出6議案すべてが賛成多数で承認されました。
   会長は鈴木健児氏(橘)が再任となり、その他各地区会から推薦のあった副会長以下理事の顔ぶれは変わり、新体制が発足しました。
   また、平成30年度総会以来7年ぶりの提案となる会費の改定については、生徒数の減少、諸物価の高騰等に対応するためとして、令和7年度の徴収分から、現行の生徒一人当り220円から350円(定時制は100円から180円)とする案が可決されました。(6年度役員、事業計画等についてはHPに掲載しましたのでご覧ください。)      

   第74回会津大会は約270名の会員の皆様の参加を得て、30日午後から開会行事が行われ、渡邉忍実行委員長(会津工業)、鈴木会長の挨拶に続き、知事代理の本田伸雄会津地方振興局長をはじめ、来賓の皆様からご祝辞をいただきました。
   また、席上表彰も行われ、県連役員を務められた22名の皆様に感謝状、広報紙コンクールの入賞校に表彰状が贈られ、受賞者を代表して、大泉きよみ前副会長(いわき湯本)が、長年携わってきたPTA活動への想いと感謝の念を熱く述べられました。

         

渡邉忍実行委員長挨拶                鈴木健児会長         本田伸雄会津地方振興局長    大泉きよみ前副会長の謝辞

   続くアトラクションでは、葵高校ギターマンドリン部の皆さんの演奏が行われ、マンドリン合奏のための曲をはじめ、おなじみの映画やアニメの楽曲が奏でられました。初めてマンドリンを聞く方も多く、かそけき中にも趣のある音色に魅了された様子でした。

       

葵高校ギターマンドリン部の演奏            松崎健太郎氏の講演       同左  

   講演は、会津を拠点に活躍する経営者の松崎健太郎氏による、「落花生を使った幸せつくり」と題したお話をいただきました。取り組んでいる落花生の栽培、商品化、販売をとおして、農家だけでなく工場の従業員、販売者、共に働く障がい者等々、さらには消費者、地域の人々まで、みんなが幸せを感じる経営や社会貢献に取り組む理念とその行動力に、参加者は熱心に耳を傾け、質疑応答ではつぎつぎに手が挙がって、終了予定を30分以上オーバーするほどでした。

   2日目は、専門委員会ごとの5つの分科会となり、事例発表、問題提起に続き意見交換が行われ、最後に県教委の社会教育主事、指導主事等から指導助言をいただきました。第1分科会では、PTAの活動をめぐる諸課題についてグループ討議等も行われるなど、それぞれ稔り多い研修となったものと思われます。

      

第1分科会(総務)                  第2分科会(就職支援)                 第3分科会(進学支援) 


 


第4分科会(健全育成)                 第5分科会(調査広報)